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写真展ポジティブエナジーズプロジェクト

世界の障害のある子どもたちを取材撮影し 写真展を開くプロジェクトを進めています。

 
●プロジェクトの概要

2018年ロンドン展

小さな子供の持っている前向きなエネルギーをテーマに、世界の障害のある子供たちを取材撮影し写真展を展開するプロジェクトを立ち上げ実行しています。すでに日本・英国、また、クラウドファンティングで一般から支援を募り、ミャンマー・南アフリカ共和国の取材を敢行し、2018年5月に第1回写真展「Positive Energies(ポジティブエナジーズ)」をダウン症のある人をテーマにする英国人写真家のリチャード・ベイリー、フィオナ・イーロン フィールドの2名とコラボレーションしてロンドンで開催しました。この英国での実績をもとに、東京オリンピック・パラリンピックの開催によって、障害者への関心が最も高まるであろう2021年に日本で開催します。



●プロジェクトの意義

1. 東京オリンピック・パラリンピックを契機に意識を変えたい。

 2021年夏、東京で開催されるオリンピック・パラリンピックのコンセプトの一つは「多様性と調和」です。世界は、インクルーシブをキーワードに、すべての人々が共生できる社会を目指して進化しようとしています。しかしながら、日本では言葉のみが先行し、現実には身体や知的に障害がある・ないという違いで、大きく社会生活に壁が立ちはだかっています。それにより、お互いに接点が少なく心理的な壁ができていることも、共生社会が進展しない要因にもなっていると考えます。

ポジティブエナジーズは、前向きなエネルギーにあふれた、世界を巡り取材したダウン症のある子どもたちの魅力や幸せに暮らす家族の姿、成長して様々な職業に就く姿やスポーツに打ち込む姿を通じて、障害の有無に関わらず、皆、それぞれが魅力ある個性を持つ、共に生きる社会の一員であることを伝えます。2021年の日本展では、東京オリンピック・パラリンピックを契機に、多くの人に彼らのエネルギーを感じてもらい、障害のある人々への心理的障壁を取り払い、すべての人間が共存できる社会へ向かう、一つのきっかけにしたいと考えています。

 

2.悩んでいる妊婦に、ポジティブなエネルギーを伝えたい

ミャンマーのダウン症のある女の子

産科医療の分野では、胎児の染色体異常を調べる新型出生前診断が普及しつつあり、多くの妊婦が検査を受けるようになってきました。現在、胎児がダウン症とわかると英国では90%、日本では96%が中絶を選択されていて(出所 英国 : BBC 日本:毎日新聞)、複数の学会から「検査の結果で命の選別につながりかねない」などと懸念の声が上がっています。

このような状況下で、お腹の赤ちゃんに障害があると分かった妊婦や家族は、赤ちゃんを家族に迎え入れるか否かという難しい選択に直面するという現実があります。新しい生命をめぐる思索の選択肢の一つとして、合併症のリスクなどの負の情報だけではなく、ポジティブなエネルギーにあふれた作品の展示により、前向きな情報としてとらえてもらうことができると考えます。

2018年に第1回写真展をロンドンで開催した際には、多様性への意識が高いと言われる英国で、来場者から「笑顔になれた」「心が動かされた」というコメントが多く寄せられました。出生前診断の結果を待っているという妊婦からは「結果がどうであれ産むつもりではいましたが、この写真展との出会いで私の考えが間違っていなかったのだと確信しました。」とのコメントをいただきました。
 

●プロジェクトの目的

ダウン症のある女の子

ポジティブエナジーズは、障害者の写真展といっても、障害の部分をクローズアップすることで同情を買うような見せ方ではなく、ポジティブな生きるエネルギーにあふれた作品の展示により、多くの人の希望につながり、障害のある人たちへの意識の変革、理解の向上を促し、人々の障害者への偏見をなくすことを目指します。

このプロジェクトの目的の根幹は、障害者権利条約(2006年国連総会採択、締結国は日本を含む世界177カ国)の第8条【障害者に関する社会全体(各家庭を含む。)の意識を向上させ、並びに障害者の権利及び尊厳に対する尊重を育成すること】に基づくものとしています。

障害者権利条約リンク LinkIcon

●ブロジェクトの経緯

写真家 名畑文巨は、2013年に英国での障害者支援活動家との偶然の出会いから、 ダウン症のある子どもを撮影する機会に恵まれ、彼らに前向きなエネルギーの とても強いものがあることに気付きました。それまで持っていた「かわいそう」「不幸」という障害者のイメージが一変し、 「かわいそうどころか、パワーがありすぎて逆に元気をもらえる」と感じました。 同時に、そのエネルギーはほとんど知られておらず、「障害がある」ということ で、社会に心理的な壁があることに、大きな違和感を覚えました。

ダウン症のある女の子

この子どもたちのポジティブなエネルギーを伝えることで、障害者へのイメージを変えていきたいという想いが、世 界で写真展を展開するプロジェクトを立ち上げるきっかけになりました。 また、写真展は多様性への意識が高い英国で先に開催し、評価を得てから日本に持ち帰るのが、日本で障害者の 写真展を行うのに最も効果的であると考えました。


そして、2014年に伊藤忠青山アートスクエア(東京)で開催された、英国の写真家 グループによるダウン症のある人々をテーマにした写真展「ダウン症 家族のまなざ し -Shifting Perspectives- 」(公益財団法人日本ダウン症協会(JDS)主催) の会場にて、グループ主宰者のリチャード・ベイリー氏との出会いからコラボレー ションに繋がりました。そこに、グループメンバーのフィオナ・イーロン・フィール ド氏も加わり、2018年にロンドン展を開催。多くの来場者から高い評価を受けまし た。
  

*プロジェクトの歩み*

 

障害者支援活動家のDavid Towell氏との出会い(2013.2ロンドン)

初めてのダウン症児の撮影(2014.3京都府)

リチャードベイリー氏との出会い(2014.3東京)

英国でのダウン症の男の子を撮影(2014.11 バース)

ベイリー氏とコラボレーションが決まる (2014.11ロンドン)

プロジェクトを立ち上げ、ダウン症児の撮影を進める(2016.4大阪府)

ミャンマー撮影敢行(2016.9 ミャンマーダウン症協会にて ヤンゴン)

ミャンマー撮影敢行(2016.9 ヤンゴン)

南アフリカ撮影敢行(2017.9南アフリカダウン症協会にて プレトリア)

南アフリカ撮影敢行(2017.9プレトリア)

写真展メンバーにイーロンフィールド氏が参加(2017.9ロンドン)

写真展会場のOxoギャラリーを正式予約(2017.9ロンドン)

関西テレビ「報道ランナー」密着取材開始(2018.1〜3)

ロンドン展プレイベントとしてシンポジウム開催(2018.3大阪市)

ロンドン展開催(2018.5ロンドン)

ロンドン展関連イベントとしてシンポジウム開催(2018.5ロンドン)

元UNICEFF)事務次長の丹羽敏之さん、実行委員会特別顧問に就任(2019.6)

国連本部展2020年3月開催決定(2019.8)

日本展が2020年7月、9月に東京・大阪で開催決定(2019.10)

コロナ禍のため国連展、東京大阪展の延期が決まる(2020.3)

延期になっていた日本展が2021年7月に渋谷ヒカリエで開催決定(2021.3)

2013.  2:英国出張の際に障害者支援活動家のDavid Towell氏との偶然の出会いが障害児撮影のきっかけになる。
2014.  3:京都府の療育センターの紹介により5歳のダウン症の女の子を撮影。そのポジティブなエネルギーに衝撃を受ける
2014.  3:東京青山で開催の写真展「ダウン症 家族のまなざし – Shifting Perspectives -」にて、
               写真家リチャードベイリー氏と出会う。
2014.  4:京都府でダウン症、広汎性発達障害の子ども各2名を撮影
2014.  7:「世界の障害のある子どもたちの写真展プロジェクト」を立ち上げる
2014.10:英国バースで、大手百貨店の子供モデルになり有名になった5歳のダウン症の男の子を撮影
2016.  9:ミャンマー取材敢行(協力: ミャンマーダウン症協会 費用はクラウドファンティングで公募)
2016.  9:渡英、写真展会場としてロンドン市内の教会を交渉。リチャード・ベイリー氏とコラボレーションが決まる。ジャパンソサエティ(日本協会)の後援決定
2017.  4:ロンドン写真展メンバーに、ダウン症の赤ちゃんを産むと決めた妊婦の作品を撮る、フィオナ・イーロン-フィールド氏が参加。「妊婦~世界の子ども~自立した成人」のダウン症の人生を表現するという写真展のコンセプトが決まる。
2017.  6:会場をギャラリーオクソ(ロンドン・サウスバンク)に変更
2017.  7:日本経済新聞文化欄に掲載
2017.  9:南アフリカ共和国取材敢行(協力:南アフリカダウン症協会 クラウドファンティングで資金公募) 
2017.10:YomiDr.(読売新聞 医療・介護サイト)にプロジェクトの作品連載 
2017.11:ロンドン写真展について、グレイトブリテン・ササカワ財団、大和日英基金の助成決定 
2017.12:公益財団法人日本ダウン症協会会報に南アフリカ取材記寄稿 
2017.12:公益財団法人日本知的障害者福祉協会の会報誌に寄稿
2018.  1:ロンドン写真展について、在英国日本国大使館の後援決定
2018.  1:関西テレビ報道番組 報道ランナーによる密着取材開始 
2018.  1:内閣総理大臣夫人安倍昭恵様よりロンドン写真展の推薦文を拝受
2018.  2:ロンドン写真展について、公益財団法人日本ダウン症協会の後援決定
2018.  3:ロンドン写真展プレイベント パネルディスカッション・講演会開催  (大阪市)
               「共に生き、幸せに暮らしていける社会へ ~ダウン症と社会との関わり~」
2018.  3:関西テレビ【報道ランナー】特集「伝えたい笑顔の力・ダウン症を撮る写真家」
2018.  5 : ロンドン、OXOギャラリーにて、写真展「Positive Energies」開催 
2018.  5:ロンドン写真展イベント ジャパンソサエティ主催シンポジウム(ロンドン)
2019. 3:写真展ポジティブ エナジーズ実行委員会設立
2019. 6:元 国連児童基金(UNICEFF)事務次長の丹羽敏之さんに実行委員会特別顧問に就任いただきました。
2019. 8:2020年3月国連国際デー「世界ダウン症の日」の合わせて国連本部での開催が決まりました。
2019.10:日本展が2020年7月に渋谷ヒカリエ(東京)、同9月にハグミュージアム(大阪)で開催が決まりました。
2020. 3:日本展(東京・大阪)・国連展が新型コロナウイルス感染拡大防止のため開催延期になりました。
2021. 3:2021年7月に東京渋谷にて日本展の開催が決定しました。

プロジェクトにご支援いただいた方々

 写真展ポジティブエナジーズプロジェクトは、
たくさんの方々の温かい応援により実行しています。
ご支援。協賛いただいた方々・団体の皆様をご紹介します
◎クラウドファンティング  
 プロジェクト

●2020年2月世界の障害のある子どもたちの写真展を国連でやりたい!
afurikamaimai Ayako fujiyama setsuko HIROKAZU KINJO JOJI KISHIGAMI 

Koji Tsujimura Meglish RIE KIKUCHI RINTAROxSUZUKI Takahiro maegawa
yano kyoko NPO法人ダウン症ファミリー総合支援めばえ21 浅井ひろみ 
麻生敏 足立大樹 あべけん太 いこまはるな 伊田朋子 今城徹
梅崎正直 太田真弓 大谷誠 かすみ 金山 上原恵 北島敏 國重薫
桑名佐自 小谷奈保子 小林杏 小林礼子 佐々木和子 佐藤功一
塩島優花 嶋津充 しみずはるた 白取茂 菅湊登 鈴木晃仁
ぜんち共済株式会社 髙瀬章照 高森彩花里 陳振傑 ツアードゥ
東角輝彦 豊島宙 中込さと子 永田和子 成澤弘之 南部光彦
西本静香 東川朋子 大阪芸術大学キャラクター造形学科教授 平井りゅうじ
福田春奈 伏見敦子 細江浩倫 松永正訓 水島 山田孝雄・育代・光桜・康誠
山田正志 よしや 和田芽衣 渡邉幸二 (敬称略・五十音順)

●2017年7月 世界の障害のある子どもたちの撮影のため南アフリカに行きたい!
生駒敏幸 上野理恵 臼田宏 近江武夫 太田真弓 大谷誠 春日涼子
片山智士 加藤修 上原恵 川口久美子 菅靖子 菊池里江 木山一郎
佐藤裕子 澤田憲 澤村典子 高橋晶子 竹田彩子 竹村和浩 田中美智子
成澤弘之 西久保敏也 西本静香 畑中明子 ハリソンのどか 藤本美智子
町井麻紀 溝口徳雄 吉田淳  (敬称略・五十音順)

●2016年7月世界の障害のある子どもたちの撮影でミャンマーに行きたい!
秋山眞一 生駒敏幸 板垣佳奈子 市川亨 岩本聖子 内海智子  大谷誠
片山智士  加藤修 上原恵 菅伸子 岸本保夫 城所美恵子 京谷朋子
窪田みゆき 佐々木和子 佐藤壽一 座間味宗貴 澤村典子 鈴木真己子
大徳和人 武田美法 谷井進 寺倉道生 富岡智子 長瀬修 南部光彦
西久保敏也 拝郷万理 林真さよ 平井万里子 藤江もと子 藤岡郁子
松下哲雄 溝口徳雄 宮里秀和 守屋市朗 森安英憲 吉崎裕一 若松修
(敬称略・五十音順)  
 
◎個人支援
坪井聡一郎 溝口徳雄 畑中明子 (敬称略)

◎NPO
特定非営利法人大阪USクラブ
理事長 池内嘉正  (ゴルフジャーナリスト)
理 事 金城博子(株式会社東大阪ゴルフセンター 代表取締役)
    佐藤吉一(株式会社吉商 代表取締役) 今中浩司(今中法律税務事務所 弁護士)
    谷元義継 西村恭子 吉村晴之
会 計 古谷守夫(古谷会計事務所 税理士)
監 事 大木正雄( 医療法人愛環会大木歯科診療所  歯科医師)
  (敬称略)